2年間の変化(為替・株価)
3月決算の期末日が近づいてきました。
というわけではありませんが、この2年間で、為替レート、株価がどのように変化しているか、簡単にまとめてみました。
2019/3/26 | 2020/3/26 | 2021/3/26 | |
USD/JPY※2 | 110.62 | 109.58 | 109.24 |
RMB/JPY※2 | 16.42 | 16.66 | 16.70 |
日経平均※1 | 21,428 | 18,664 | 29,176 |
TOPIX※1 | 1,617 | 1,399 | 1,984 |
DJI(NYダウ)※1 | 26,384 | 22,552 | 32,619 |
※1
この2年間ということだと、やはり2019/12からのコロナ禍の影響が甚大だと思いますが、それでも株価は2年前と比べると大きく上昇している、というのが特徴的だと思います。
現時点では2年前と比較して景気がよい、という実感はありませんが、各国の大型財政出動の効果や、コロナ禍での移動の自由の制限からの解放(貯蓄が消費に回る)が織り込まれているということでしょうか。
※2
(もちろんその間、高低の変動はありますが)結果として対ドル、対人民元の為替レートも変動が小さいというのも意外な感じがします。
2020/3決算に際しては、多くの企業がコロナ禍の収束を「年内(2020/12)目途」「9月頃まで」と見立てていましたが、結果としては8月の第二波、直近の第三波と、残念ながら見立てどおりとはならず、現在、まだまだ収束は遠い状況です。
この1年は、不確実性が極めて高い環境下で推移しましたが、この先1年はどうなるでしょうか。
竹内由多可