決算発表延期会社

★直近1か月の適時開示から、決算発表を延期している事例をピックアップしました。

適時開示情報閲覧サービスより、過去1か月(4/12-5/12)について「延期」で検索し、期末決算について絞ったところ、以下の会社がピックアップされました。

時刻コード会社名表題
2021/5/1146910ワシントンホテル2021年3月期決算発表の延期に関するお知らせ
2021/5/1040310片倉コープアグリ2021年3月期決算発表の延期に関するお知らせ
2021/5/1069460日アビオ2021年3月連結決算発表日の延期に関するお知らせ
2021/5/1074600ヤギ2021年3月期決算発表の延期に関するお知らせ
2021/5/729280A-RIZAP G2021年3月期 連結決算発表日程延期に関するお知らせ
2021/4/3093850ショーエイコーポ外部調査委員会設置及び決算発表予定日の延期についてのお知らせ

各社の適時開示における、延期理由及び延期後の予定日は以下のとおりでした。

  • ワシントンホテル:
    コロナ禍&決算数値の確定(主に減損損失の認識の判定及び測定の検討)に通常以上の時間を要している。5/31
  • 片倉コープアグリ:
    コロナ禍&決算業務及び監査手続きに通常以上の時間を要している。5/21
  • 日アビオ:
    コロナ禍&決算業務に時間を要していること、並びに監査法人を変更した初年度であり監査業務に時間を要している(5/21(「一週間程度」という表現))
  • ヤギ:
    不適切な取引の調査。未定。
  • RIZAP:
    連結決算等実務作業及び監査に当初の見込み以上に時間を要している状況です。加えて、緊急事態宣言の期限が延長されることに伴い、今期の業績予想の精査のために十分な検討時間の確保が必要な状況。5/14
  • ショーエイコーポ:
    不適切な取引の調査。6月中旬。

不適切な取引については、その全貌が見えないうちには決算は確定できないということだと思われます。

また、緊急事態宣言が、現時点では6都府県で発出されていますが、このような状況下では将来の不確実性が業種(例えば、ホテル業)によっては極めて高く、減損や税効果における「将来計画」を合理性の範疇とするのが容易ではなく、ギリギリまで情報を集め、計画に反映、その上で起票・決算確定とする必要があるため、と思われます。

ご参考になれば幸いです。

竹内由多可