山梨県立高校 職員による400万円不正処理

★山梨県立甲府城西高校で、職員による400万円の不正処理が行われていた、とのニュースがありました。

毎日新聞(こちら)、朝日新聞(こちら)によると、概要は以下のとおりのようです。

  1. 今年4月、模試業者から昨年度の模試代が未納になっていると連絡があり未払いが発覚
  2. 銀行通帳や帳簿などを調べ、計30件399万9817円の未払いが判明した
  3. 資金を管理する40代女性職員が、不正処理を認めているが、私的流用は否定している
  4. 校長によると、女性職員は、学校職員とは別に同高の歴代校長が雇用する
  5. 学校徴収金を保管する金庫の鍵を管理する事務長らは領収書などの照合はしていなかった
  6. 未払い金は全額を小俣校長が立て替えた。
  7. 同高は刑事告訴も視野に入れ、使途などの調査を続けている。

管理が不十分であったことは明らかですが、本件については何点か、疑問を感じるところがあります。

【”学校職員とは別に校長が雇用する”】

さらっと書いてありますが、「校長が雇用する」とはどういうことなのでしょうか。

採用プロセスの透明性は確保されていたのか、気になります。

【”未払金は全額を校長が立て替えた”】

なぜ校長が立て替えるのでしょうか?

自分に責任があるという自覚があるのか、立て替えることで終息させたいといった、何か別の意図があるのでしょうか?(私費会計なので、一刻も早く未払いを解消するためにはこういう選択をせざるを得なかったのかもしれませんが)

【”同校は使途などの調査を続けている”】

本件は、採用の経緯や校長が立て替えていることから、明らかに校長が当事者の一人です。そして、学校は校長を頂点とした組織です。

本件は、株式会社で言えば、社長が関連している不適切な処理です。

これを、当事者である学校が調査して、適切な調査を行いうるでしょうか(”同校”という表現は、学校自身による調査、と読み取っています)。

客観性と十分性を確保するために、外部の専門家(弁護士や会計士)を1名は含める形で調査すべきではないでしょうか。

ご参考になれば幸いです。

竹内由多可